2012年4月23日月曜日

答え

サンデルさん(この名前聞くと、どうしてもハーバードローのなんとかサンデルが、頭の中に出てきます)が、エヴィアンの会議でルーズベルトなど、各国トップが大きな問題を放置したと言っていて、(問題ってなに??)
と思っていたのですが、今日分かりました。

しかも学校の授業で

神さま感謝します

今日は租税法の授業が続けてあったんですが、先生がいきなりユダヤ人の話しを始めました。

ビックリしましたが、心の中で(神さま、全部聞かせてください)と祈ると、「話しが脱線しちゃったな~」と言いながら、先生は全部聞かせてくれました。

ユダヤ人はイスラエル建国以前、祖国がなくいろいろな国を転々としていました。そして生きていくために語学や交易、両替商などのスキルを身につけていきました。

第二次世界大戦前にドイツでは、戦争のため国民が徴兵されましたが、ユダヤ人はドイツ国民ではないとして徴兵されず、危険を冒さずに金稼ぎばかりやっていると批判が集中し、ドイツ帝国議会は1つの法律をつくりました。
それはユダヤ人の財産と収入に100%の税をかけるというものでした。
つまり実質的には全ての財産の没収となります。そして財産のなくなった彼らを強制収容所に送り、さらに敗戦が濃厚になる中で次々にガス室に送り込んだということでした。

もちろん単なる人の力を超えたものがドイツ全体に広がったのだと思いますが、国民全体にユダヤ人に対する批判が広がり、選挙によって選ばれた議会があったにも関わらず、ある特定の人たちを集中的に攻撃する法律が決まってしまったところに、いくら民主主義といってもホロコーストのような悲劇が起きてしまうと先生は言っていました。今は憲法でそのような不合理な法律が作成されることは禁止されていますが、世論の動きによってこれから変わってしまうのかもしれません。

おそらく、エヴィアンでの会議はユダヤ人に対する税法など、実質的にユダヤ人を追い詰めるドイツの情勢が問題になったのではないかと思いました。

まさか学校の授業でそんな話しが聞けると思わず…しかも、このタイミング。神さまの御手を感じました。
感謝します。