2016年5月21日土曜日

風の音




最近、口ぶえを吹けるようになりたい

と思って

ふと思い出した時に練習しています。



なぜか息を吹くときより

吸うときのほうが

よく鳴ります。

なぜ?




息というと

私が思い出すのは小学校の演劇教室です。

学校の体育館で

中華系かなんかの劇を観ることになって

全校生徒が体育館に集まっていました。



小学生がいっぱい。

当然うるさい。

するとどこからか風の音が…

え?どこ?

みたいな顔でキョロキョロすると

その音の出所は

みんなの前に立つ先生でした。

しかもマイクに息を吹きかけてるだけ。

でもやけにリアルな風の音でした。



先生の思惑通りか偶然か

うるさかった体育館が不思議と静かに。

そこでさっそく注意事項を話し出す先生。



音楽の先生ではなくて

普通の先生だったと思うのですが

あの演出は

誰かから習ったのか

それとも先生オリジナルなのか

してやられた〜

という軽いショックとともに

やけに記憶に残っています。



もし小学生がいっぱいいて

うるさかったら

ぜひマイクに息を吹きかけてみてください。




Sei