NHKで伊能忠敬の特集を見ました。
日本地図をつくったことで有名な伊能忠敬ですが、実は測量を始めたのは50歳を過ぎてからだそうです。
彼は大きな作り酒屋の主人で60億円になる資産を築いた後、引退し、江戸の天文台に弟子入りします。そして19歳年下の師匠に教わって勉強を熱心にした後、地球の大きさを知りたいという夢を持ちます。
そのために、緯度1度分の距離を測ってそれを360倍しようと、最初は江戸の中で緯度0.25度を測量して師匠に報告します。
すると彼は、測量には幕府の許可がいること、正確に測るためには江戸から蝦夷地(北海道)までくらいまでを測る必要があると言います。
続く