2015年5月19日火曜日

受験の証し






私は大学受験、大学院受験で

神さまがいるということを体験しました。



私の世代は、転換期の世代でした。

生まれてすぐに

年号が昭和から平成にかわったり

バブルがはじけたり

学校に入ればゆとり教育がはじまったり…



私の受験もいろいろな制度の転換期にありました。

私が高校生のとき

都立の保健大学や短期大学など4校が

統合されることに決まり

石原元都知事の鶴の一声で

特別入試制度ができました。

実際的な学力より総合力を重視した入試制度だったので、

1期生だった私たちは

「学力が足りないのに入学できた生徒」として

小泉チルドレンにかけて

「石原チルドレン」と揶揄されていたようです。

でも基礎学力のない私にはまさにうってつけな制度でした。




そして私が大学生くらいのときに

「新司法試験」が始まりました。

それまでは誰でも受けられる試験だったのですが

その代わり合格率がかなり低く

弁護士はかなり狭き門でした。

でも法科大学院卒業という資格が原則必要になったため

合格率が上がることが決まりました。

大学はなんとか卒業したものの

当時の私は法律がちんぷんかんぷん…

旧司法試験なら合格は到底、無理でした。

でも私が入った法科大学院の入試は

IQテストのようなものと小論文、面接だけでした。

そのおかげで学力の低い私でも

大学院に入ることができました。

そしてなんとか司法試験を終えました。




今ではバリバリ文系の道を歩んでいますが

本当は理系科目が好きです。

眉唾ですが、小学生のときの

塾の理科のテストで1回だけ

偏差値69になったことがありました。(手違いがあったのかもしれませんが…)

でも理系科目はコツコツやらないとできないので

コツコツ勉強が苦手な私は高3の

数2の授業が全く理解できませんでした。

そのため大学進学も文系にしぼって法学部を選択しました。

そして大学生のときに神さまから

弁護士というビジョンを与えられ

司法試験を受けました。




今、思い返してみると

一つひとつに神さまの計画があったのだと思います。

そしてこれからさらに

神さまの導かれる働きがあるのだと思います。

今までまともな勉強もせず、

あわれみでここまできました。

そのため司法試験では本当に追いつめられ

眠ることも食べることもできなくなり

心身ともにボロボロになりました。

でも神さまが導いてくださったので

この山も越えることができると

信じています。

何度も失敗して遠回りして

今では28歳ですが

神さまにあって遅れることはないと信じています。

これからも神さまのあわれみによって

神さまの導かれる働きを全うしていきたいです。





Yui